京都おさんぽ録 その1
続くか分からないシリーズ
それはそれは天気の良いある日の事。
ゑびす神社に行きました。十日戎なら笹を持たなければいけない所も、全く関係ない日なので普通にお参り。
いっぱいの人を掻き分けて歩く事になる道も、流石に静かなもの。
というか、静かすぎて特に見るものがない。さらっと流してそのまま宮川町。
勿論入れる訳もないし、第一昼間なので人通りもほとんどない。
夜になればあれやこれや起きるのに、なんとも平和なもんだと思いつつ歩いていたら五条まで出てしまいました。
とはいえ目的はあれど、行き方を決めていない散歩ではよくある事。
ふらふらとそこから西の清水寺方面まで歩くかどうか迷った結果。
諦める。足痛いし。
てなことで、冷静に来た道を戻ったり細道を通ったりして目的地へ。
安井金比羅宮です。写真はありません、理由は後述。
縁結び兼縁切りで有名な所。
今回引っ越しに向けて、良い物件が見つかりますように。また、悪い物件に当たりませんようにというお参り。
有名なだけあって大賑わいです。女性が多すぎて笑う。こちらは男1人が手ぶらで来ているので、周囲から3cmは浮いてました。やむなし。
噂によれば輪くぐりをして、絵馬を書けばいいと聞いたところで当然やる訳もなく。静かに誰かが書いた絵馬を見ていました。
……人間の闇が見えました。超面白い。
やれ誰と誰が別れろだ、やれ誰と内定の会社がダメになれだ。勿論縁結びの内容を書いた絵馬もあれど、縁切りの内容を書いた絵馬がその倍近くある。
普段表に出ることがない、願望の集まりがありました。
あー、ここで百度参りとかしたら大変な事になるんじゃないだろうかと冷静になった今、そう思います。実際パワープレイで叶えたという噂もあるみたいですから。刃物怖い。
裏側から出ると、そーいうホテルばかりなのはもしかして……あっ(察し) ともなります。
という訳でお参りしている方々はとても明るい雰囲気だったものの、その場所自体の空気が少しおかしい気がしたので写真を撮るのはやめました。
変なものが写っても困りますから。